ママが元気だと子どもも嬉しい!自分と家族のために「骨のケア」を始めよう

骨のケアを始めてみよう
Twitter

骨の年齢、気にしていますか?

妊娠・出産・授乳を経験し、心も身体もママらしくなっていく女性たち。育児と家事に追われ、一日があっという間に過ぎていきますね。

朝起きて鏡を見ると、肌はボロボロ、髪はバサバサ…。子どもと家族のために頑張っている証拠ですが、あなたが元気で、いつも笑顔でいてくれるほうが、子どももパパも嬉しいのではないでしょうか。

ママとして女性として輝き続けるために、スキンケアと同じくらい大切なのが、骨のエイジングケアです。背筋がピーンと伸びて、颯爽と動く女性は若々しく見えますね。身体を支え、動きに関わる骨の年齢が、見た目の印象に大きく影響するのです。

自分のことを後回しにしてはダメ!

ママになると、子どもの食事は気を遣っても、自分のことはつい後回しになりがち。子どもと家族のためにも、まずはあなた自身の食生活を見直しましょう。次の2つのポイントを押さえることが、骨のエイジングケアにもつながります。

① 炭水化物、たんぱく質、脂質をバランス良く摂る
炭水化物を極端に制限すると、たんぱく質、脂質が過剰になってしまいます。また、たんぱく質は3食均等に摂るのがベスト。忙しい朝は、納豆や豆腐、卵、乳製品などがおすすめです。洋菓子やスナック菓子をよく食べる人は、脂質の過剰に気を付けましょう。

② 野菜、海藻、きのこ、豆、果物、小魚を積極的に摂る
不足しがちなビタミンやミネラルは、副菜で補いましょう。一汁三菜の定食スタイルを心がけると、自然に栄養バランスが良くなります。

骨のエイジングケアに役立つ5つの成分

①カルシウム
カルシウムが骨の材料になることは皆さんご存知のはず。にもかかわらず、カルシウムの平均摂取量は長年にわたり不足しています。乳製品、小魚、大豆製品、小松菜、モロヘイヤなど、カルシウムが豊富な食品を積極的に摂ることが大切です。

②たんぱく質
骨は主にカルシウムとコラーゲンからできています。コラーゲンはたんぱく質の一種なので、肉、魚、卵、大豆、乳製品などを十分に摂る必要があります。

③ビタミンD
カルシウムの吸収を助ける成分です。ビタミンDを多く含む食品は、鮭、きのこ類など。また、紫外線を浴びると体内でも合成されます。

④マグネシウム
骨の弾性を維持する成分です。マグネシウムは、ナッツ類、魚介類、海藻類、野菜類に含まれています。

⑤「MBP」
牛乳にほんの少し含まれる機能性たんぱく質です。骨の新陳代謝を改善し、骨密度を増やす働きが認められています。

▶「MBP」って何?さらに詳しい解説はコチラ

「MBP」で骨のエイジングケア

骨のエイジングケアが大切なのは、肌と同じで新陳代謝をしているから。骨の新陳代謝には、骨を壊す「破骨細胞」と骨をつくる「骨芽細胞」が関わっており、破骨細胞が活性化すると骨からカルシウムが過剰に溶け出してしまいます。これを防ぐと同時に、骨芽細胞を増やすのが⽜乳に含まれる機能性たんぱく質の「MBP」。骨芽細胞が増えることで、骨にカルシウムが取り込みやすくなります。

20歳を過ぎると骨密度を増やすのは難しいと考えられていますが、臨床試験では「MBP」を摂取した20代女性の骨密度増加が認められました。いくつになっても魅力的な女性でいるために、「MBP」で骨のエイジングケアを始めましょう。

若年成人女性における「MBP」の骨密度増加効果

※出典元:
Uenishi K,Ishida H,Toba Y,Aoe S,Itabashi A,Takada Y,Milk basic protein increases bone
mineral density and improves bone metabolism in healthy young women.
Osteoporos Int. 2007;18:385-90

こちらの記事も読まれています

Twitter
文責:上辻 知津子(うえつじ ちづこ)

文責:上辻 知津子(うえつじ ちづこ)

管理栄養士・食育インストラクター 2000年からライター・編集者としてメディア制作に従事。業務を通じて食と健康に興味を持ち、2017年に管理栄養士資格を取得。現在は人間栄養学に基づいた健康記事の執筆活動を中心に、健康相談業務にも携わる。

この記事を読んだあなたにおすすめ

MBP基礎

TOP