骨の成分が美肌に関係する?肌によい食事は骨にもよい!

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骨の成分をご存知ですか?
骨はカルシウムの塊のように見えますが、実は美肌づくりに欠かせないコラーゲンが約20%も含まれています。
肌のハリや潤い不足を感じたら、骨を形成するコラーゲンも減ってしまっているかもしれません。
スキンケアも大切ですが、骨もケアするために、食生活を見直してみましょう。

骨と肌にとって大切なのは、カルシウムとたんぱく質

骨は、カルシウム、リン、マグネシウムなどのミネラルが70%、コラーゲンなどのたんぱく質が20%、残りの10%が水分等で構成されています。この中で、特に不足しやすいのがカルシウムとたんぱく質です。

カルシウムは皮膚のバリア機能とも関係しているとされ、美容のためにもしっかり摂りたい成分。コラーゲンはたんぱく質の一種で、身体を構成するたんぱく質の約30%を占めています。

コラーゲンは30~40歳代をピークに減少するため、この頃から肌の衰えを感じる方も多いのではないでしょうか。骨は普段あまり意識しませんが、骨のコラーゲンが減少すると、骨の強さに関わる「骨質」が低下し、骨がもろくなりやすいことが分かっています。

コラーゲンが多い食品とは?

カルシウムを多く含む食品は、乳製品や小魚、小松菜、大豆など、いくつかはパッと思いつくでしょう。では、コラーゲンはどうでしょうか?
コラーゲンが豊富な食品としては、以下のようなものがあります。

・豚足 ・手羽先 ・鶏皮 ・軟骨 ・牛すじ ・豚骨スープ ・ゼラチン ・スッポン
・フカヒレ ・うなぎ ・魚の皮 ・カレイ ・えび ・なまこ ・くらげ  等

これらを毎日、意識的に摂っている人は少ないかもしれませんね。
それもそのはず、コラーゲンを食べてもそのまま吸収されるわけではないので、積極的に摂る必要はないと考えられています。コラーゲンも他のたんぱく質と同様、胃や腸で分解されてアミノ酸になるため、十分なたんぱく質が摂れていれば、コラーゲンの材料となるアミノ酸も不足することはないというわけです。

コラーゲンは食べても意味がない?

一方で、コラーゲンの一部はコラーゲンペプチドとして吸収されることが分かっており、これがコラーゲンの合成を促す可能性も示されています。コラーゲンを食べても、肌や骨のコラーゲンになるとは限りませんが、まったく意味がないとも言い切れないでしょう。

ただし、動物性のコラーゲン食品は脂質も多いため、摂り過ぎには注意が必要です。
また、コラーゲンはたんぱく質の一種ですが、たんぱく質としての栄養価は低いとされています。コラーゲン食品をたくさん食べているからといって、十分なたんぱく質が摂れていると考えるのは間違いです。

コラーゲンの働きを高めるコツ

コラーゲンは体内でアミノ酸からつくられます。そのため、必要なアミノ酸が不足しないように、たんぱく質食品をしっかり摂ることが重要です。

さらに、コラーゲンを合成する際には、ビタミンCと鉄が必要だとされています。
ビタミンCはストレスや紫外線、タバコなどによって必要量が増えるため、不足しないように、野菜や果物をたっぷり摂りましょう。鉄も不足しやすいため、レバーや赤身の肉、魚の血合い、貝類、小松菜、ほうれん草などを積極的に摂ることが大切です。

まとめ

美肌をつくるコラーゲンは、骨の強さを維持するためにも重要です。コラーゲンの合成を促すには、たんぱく質、ビタミンC、鉄分を不足しないように摂りましょう。

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文責:上辻知津子(うえつじ ちづこ)

文責:上辻知津子(うえつじ ちづこ)

管理栄養士・食育インストラクター 2000年からライター・編集者としてメディア制作に従事。業務を通じて食と健康に興味を持ち、2017年に管理栄養士資格を取得。現在は人間栄養学に基づいた健康記事の執筆活動を中心に、健康相談業務にも携わる。

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