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骨の健康について:お母さん必見!成長期の骨づくり

こどもの骨に注意! こどもの骨に注意!

骨の基礎は10代までの栄養でほぼ決まります

普段お子さまの骨を意識されていますか?

身長がぐーんと伸び、骨量も増え、体重が増加する成長期は、一生の中で骨をつくる大切な時期です。カラダの骨量は20歳までに決まるといわれています。

そして、「背が伸びる」とは「骨が伸びる」ことです。成長期にしっかり骨をつくるために大切なポイントを見ていきましょう。

PART.1 PART.1 ⼦どもの骨と成長期のカラダづくり

「成長期」の骨づくりが、一生の骨の基礎になります。

子ども時代は骨の基礎をしっかりつくり、将来の丈夫な骨のために骨を増やすのに大切な時期です。特に男子は高校入学、女子は中学入学くらいまでの成長期に一気に身長が伸び、骨も大きく育っていきます。

折れ線グラフ:出典:総務省 平成25年「学校保健統計調査」。成長期の身長の推移。男性は5歳から13歳くらいまで110㎝から160㎝まで右肩上がりで上昇し、以降17歳まで、170㎝へ緩やかに上昇。女性は5歳から11歳くらいまで110㎝から150㎝まで右肩上がりで上昇し、以降17歳まで、158㎝くらいへ緩やかに上昇。
※出典:総務省 平成25年「学校保健統計調査」
折れ線グラフ:出典:総務省 平成25年「学校保健統計調査」。成長期の身長の推移。男性は5歳から13歳くらいまで110㎝から160㎝まで右肩上がりで上昇し、以降17歳まで、170㎝へ緩やかに上昇。女性は5歳から11歳くらいまで110㎝から150㎝まで右肩上がりで上昇し、以降17歳まで、158㎝くらいへ緩やかに上昇。
※出典:総務省 平成25年「学校保健統計調査」

人生で骨量が最も多くなるのは、男性で20歳、女性で18歳といわれており、40代以降は加齢にともない骨量は減っていきます。ですので、成長期に骨量のピークをいかに高めるかが将来の骨の健康を維持するカギになります。

図:男女における骨量の経年

成長期のカラダづくりに大切なこと

成長期は、身長も伸び体重も増える時期。「バランスの良い食生活」「適度な運動」「良質な睡眠」が大切です。特に「食生活」については、何を食事から摂るかが大切です。

この時期に無理なダイエットなどで栄養が不足すると、骨が十分につくられなくなります。三食きちんと食べる習慣をつくり、バランスの良い食生活になるよう、お子さまをサポートしてあげてください。

図:成長期のカラダづくりに大切なこと「バランスのよい食生活」「適度な運動」「良質な睡眠」

そして、しっかりとしたカラダに成長させるためには、まずは基礎となる骨の成長が大切です。

骨にはさまざまな役割があります。カラダを支える、脳や内臓を衝撃から守る、ほかにも骨髄で赤血球や白血球、血小板などをつくる、カルシウムを貯蔵するなどの働きがあります。

骨の4つの働き

  • 体を支える
  • 内臓を守る
  • 血液をつくる
  • カルシウムを貯蔵する

骨の成長にはカルシウムだけしっかり摂っていれば良いのでしょうか。カルシウムを摂ればカラダの成長となるのでしょうか?

カルシウムだけでは強い骨はつくれない

骨は主に、カルシウムからできていますが、カルシウムとあわせて「MBP」をしっかり摂ることが大切です。「MBP」は、カルシウムを骨に付着しやすくし、強い骨をつくるためにとても重要な成分なので、意識して摂るようにしましょう。

図:骨づくりに役立つ栄養素 「カルシウム」「「MBP」」「マグネシウム」「ビタミンK」「ビタミンD」「コラーゲン」。(「カルシウム」を中心に他の5つの栄養素が「カルシウム」を取り囲むように配置。)
図:骨づくりに役立つ栄養素 「カルシウム」「「MBP」」「マグネシウム」「ビタミンK」「ビタミンD」「コラーゲン」。(「カルシウム」を中心に他の5つの栄養素が「カルシウム」を取り囲むように配置。)

ほかにも「ビタミンD」「ビタミンK」「マグネシウム」など、さまざまな栄養素と合わせて摂ることでカルシウムは吸収されやすくなり丈夫な骨がつくられていきます。栄養バランスのよい食事を心がけましょう。

⼦どもの骨の成長期には2つのプロセスが大切

成長期は「骨の材料をつくり」「丈夫な骨にする」この2つのプロセスを繰り返し、しっかりとしたカラダをつくっていきます。

背が伸びるとは骨が伸びることです。

図:材料をつくる 丈夫な骨にする

骨の材料をつくる

子どもの骨の両端にある骨端線と呼ばれる場所にある軟骨が増えて、骨が伸びます。

図:子どもの骨 大人の骨 血液がカルシウム等を運び、軟骨細胞が分裂・増殖して骨が長く成長する仕組みを表しています。

軟骨はコラーゲン(たんぱく質)で出来ています。たんぱく質が消化されて出来るアミノ酸がコラーゲンの原材料となり、そして成長ホルモンの働きによりコラーゲンが増えます。この際ビタミンB群も大切です。たんぱく質をアミノ酸に分解したり、別のアミノ酸に組み替えたりする働きを助けたりします。

丈夫な骨をつくる

食事から摂ったカルシウムなどのミネラルが、骨端のコラーゲンに付着することで、強くしっかりした骨となります。これを繰り返しながら子どもの骨は成長していきます。

しかし、カルシウムの吸収が進まないとせっかく骨の土台となるコラーゲンをつくっても骨になりません。ところが、カルシウムの吸収率は低いとされています(※)。せっかく摂ったカルシウムも骨に取り込まなければ、体外に排出されてしまうのです。
(※)厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」

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