あなたの周りに老けない人はいませんか?久しぶりに会っても変わらない、いつ見ても若々しい、そんな羨ましい人がいますよね。そんな人を見かけると「どうして老けないの?」と疑問が湧いてきます。
今回は、老けない人は何が違うのか、どのようなケアが必要なのかを見ていきましょう!
老けない人の特徴3つ
老けた印象になる原因はいくつかありますが、「あの人は老けないな」と思われる主な要素が3つあります。
【シワがない】
顔にシワがあると老け顔に見られてしまいます。その逆に、年齢を重ねているのにシワがない人は若く見えますね。
【髪がつややか】
髪にも年齢が現れるといわれています。髪がパサついていると老けた印象を与えてしまいます。
【姿勢が良い】
背中や腰が曲がっていると「元気がない」「老けている」と感じてしまいます。姿勢はパッと見ただけでも判断しやすいため、見た目年齢に大きく影響を与えてしまいます。
スキンケアやヘアケアだけでは若々しさをキープできない
老けて見えないよう、シワ対策としてスキンケアに力を入れる人は多くいます。シワの原因は乾燥や紫外線だといわれているからではないでしょうか。
髪がパサつかないようトリートメントやヘアオイルを使って、ヘアケアに力を入れる人も多いですよね。
しかし、これらのケアだけでは不十分ともいえます。なぜなら、見た目年齢に大きく影響を与える「ピンと伸びた姿勢」をキープするためのケアができていません。
そして、シワや髪のパサつきには内側からのケアも必要だからです。
老けて見えないために必要なケアとは?
老けない人の3つの特徴「シワがない・髪がつややか・姿勢が良い」、これらを目指すにはどのようなケアが必要なのか見ていきましょう。
【シワ対策】
シワ対策をするなら、肌表面からのアプローチだけでなく骨にも注目しなければいけません。意外かもしれませんが、実は骨密度の減少もシワの原因のひとつとなっているからです。
女性は40歳を過ぎると女性ホルモン(エストロゲン)が減少して骨を形成するバランスが崩れてしまい、骨密度が減っていきます。
骨密度が減ると骨は縮みます。顔の骨も例外ではありません。その結果、骨を覆っている筋肉や皮膚が余ってしまいシワができやすくなるのです。
【髪のパサつき対策】
加齢に伴い食事の量が減った、肉類が苦手になったということがあると、知らない間に栄養不足に陥っていることもあります。
特にたんぱく質不足には気をつけなければいけません。
たんぱく質は皮膚や髪の毛をつくる成分ですから、不足すると肌の乾燥や髪のパサつきの原因になってしまいます。
【姿勢対策】
腰や背中が曲がる主な原因は、骨粗しょう症により脊椎が圧迫骨折するからだといわれています。骨粗しょう症は骨密度が低下して骨がスカスカのもろい状態になることですから、ここでも骨密度の減少が老けて見える原因につながっています。
また、良い姿勢をキープするには筋肉も必要です。たんぱく質は筋肉をつくる成分でもあるため、たんぱく質不足にも気をつけなければいけません。
老けない人は骨のケアと栄養バランスに気をつけている
老けない人は、スキンケアやヘアケアだけでなく骨のケアと栄養バランスにも気を配っています。
骨は見えないので注目されにくいですが、皮膚と同じように新陳代謝によって常に生まれ変わり続けています。
骨密度の低下を防ぐには栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠や骨への刺激となる適度な運動が大切です。
骨の主成分であるカルシウムが豊富な牛乳や乳製品、小魚や海藻類を積極的に摂るようにしましょう。カルシウムの吸収を助けるにはビタミンDを多く含む鮭や鯖、秋刀魚などの魚介類、きのこなどがおすすめです。
さらに、エストロゲンに近い働きをするイソフラボンを多く含む大豆製品も意識して摂りたいですね。
牛乳や乳製品、魚介類や大豆製品はたんぱく質も多く含むため、骨ケアのための食事はヘアケアにもつながりますよ。
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