間食するならこれ!肌に良いお菓子&おやつ5選

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間食にお菓子を食べるというと、ダイエットの敵、肌荒れの原因など、健康や美肌を損なうイメージがあるかもしれません。ですが、間食に食べるもの次第で、おやつの時間も必要な栄養素を摂取できる時間になります。肌によいとされるビタミン類、たんぱく質、食物繊維、不飽和脂肪酸などの栄養素は食事からだけでは不足しがちなので、それらの栄養素をおやつの時間に摂取したいものです。ここでは、おすすめのおやつを5種類ご紹介します。

①ナッツ類

ナッツ類には、脂肪、炭水化物、たんぱく質、ビタミン、ミネラルの全てが入っていて、さらに肌の老化につながる活性酸素を抑えてくれるオメガ3脂肪酸も含まれています。

オメガ3脂肪酸は、青魚に含まれるDHAやEPAと同じ仲間の不飽和脂肪酸のひとつ。細胞を覆う細胞膜の材料になるため、細胞膜がしっかりと細胞内の水分を閉じ込めることで、肌の潤いを守ってくれます。

また、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、血液をサラサラにしてくれる働きも。血液がサラサラになって血行が良くなると、肌細胞に栄養が届きやすくなります。

アーモンド、カシューナッツ、ピーナッツなど種類によって含まれる栄養素も違うので、数種類のナッツが入ったミックスナッツがおすすめです。

②ドライフルーツなどのフルーツ類

ドライフルーツは生の果物を乾燥させたものなので、果物にもともと含まれる栄養素や食物繊維を手軽に摂ることができます。バナナならビタミンA、B、C、Eのビタミン類をバランスよく摂ることができます。ビタミンCを摂りたいならキウイやイチゴ、マンゴーがおすすめ。レーズンには鉄分も含まれているため、貧血予防に一役買ってくれるでしょう。

また、暑い季節には凍らせたフルーツもおすすめ。パイナップルやバナナ、みかんを凍らせることで、身体を冷やし熱中症対策にもなります。フルーツにはカリウムも含まれるため、塩分を摂りすぎたときなど余分なナトリウムを排出し、むくみの解消効果も期待できます。

③さつまいも

さつまいもには食物繊維がたっぷり。食物繊維は腸内の善玉菌の栄養素となるため、腸内環境を整え、排便を促します。腸内環境が悪いと悪玉菌が増え、有害物質が発生し、それらが血液を通して全身に運ばれてしまうため、肌あれの原因になることも。食物繊維を摂って腸内環境を整えることで、肌の調子も整いやすくなります。

また、さつまいもにはビタミンCやビタミンEも豊富に含まれています。ビタミンCは、皮膚にハリを与えるコラーゲンの生成を促したり、シミ・そばかすの原因となるメラニンの生成を抑制したりと美肌には欠かせない成分です。
ビタミンEは血の流れを改善して、肌の新陳代謝を活発にするため、肌にハリツヤが生まれます。
さらに、ビタミンEは強い抗酸化作用を持っているので、活性酸素を抑制し、肌をダメージから守ってくれます。

さつまいもは糖分が多く、満足感も得られるのでおやつにぴったり。干し芋なら手軽に持ち運べ、外出先で小腹が空いたときにつまむこともできます。

④ダークチョコレート

チョコレートの原料のカカオには、抗酸化作用があるカカオポリフェノールが含まれていて、くすみ、シワ、たるみの改善に効果を期待できます。また食物繊維の一種リグニンも含まれているため、便通の改善にも役立ちます。
ただし、チョコレートは油分もカロリーも多いので、食べ過ぎには注意しましょう。

⑤ヨーグルト

乳酸菌やビフィズス菌などを含む発酵食品であるヨーグルトは、腸内環境を整えるだけでなく、たんぱく質も豊富で、肌の新陳代謝向上にも役立ちます。

また、フルーツやはちみつをトッピングすると、ヨーグルトに不足しているビタミンCや整腸効果を高める食物繊維もプラスできます。
※はちみつをかける場合は、1歳未満のお子様には与えないようご注意ください。

さらにヨーグルトには女性に不足しがちなカルシウムも含まれており、体内への吸収率も良いので、毎日の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

まとめ

最近ではコラーゲン入りのグミや乳酸菌入りのチョコレートなど、美を意識したお菓子を目にすることも多くなりました。肌のメンテナンスには栄養バランスの取れた食事、睡眠、紫外線対策や保湿といった毎日のスキンケアが欠かせませんが、肌に良いおやつもプラスして、楽しみながら美しい肌作りを続けたいですね。

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文責:良友 杏(よしとも あん)

文責:良友 杏(よしとも あん)

薬剤師。 薬局勤務などを経て、現在は子育てをしながら、健康や美容に関する記事の執筆を中心に活動。多くの情報が溢れる中、読者が古い情報や偏った情報に不安にならないよう、常日頃からメディアなどにアンテナを張って、自分の知識の更新に努めている。

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