ストレッチの効果とは?一緒にすべき5つのこと

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ストレッチとは、筋肉の柔軟性を高めるのに効果的な運動のことです。そもそも、ストレッチにはどんな効果があるのでしょうか?
ストレッチの効果、そして効果を最大限高めるために、一緒にした方がよい5つのポイントについて解説します。

ストレッチの効果とは

ストレッチには、さまざまな効果が期待できます。ストレッチで筋肉を動かすと血流が良くなり、基礎代謝のアップにもつながるということ。さらに血流が良くなることで、溜まっている疲労物質が流れやすくなり、疲労回復を促してくれるという作用もあります。

また、筋肉や腱を伸ばして柔らかくすると、関節を動かせる範囲(可動域)が広がり、ケガ防止に役立ちます。ストレッチは精神面にも影響があり、ゆっくり筋肉を伸ばしていくことで副交感神経が優位になり、リラックス効果も期待できるのです。

適度なストレッチは、骨を強くしてくれる

適度なストレッチは、骨も強くしてくれます。骨を強くするためには、運動などで適度に骨に負荷を与えることが必要です。

ただし、激しい運動はかえって身体を痛めたりケガにつながったりするなど逆効果になりかねません。
その点、無理に負荷をかけ過ぎず、ゆっくり筋肉を伸ばすストレッチは骨の強化にぴったりなのです。

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効果を高めるポイント①柔軟性を高める栄養を採る

ストレッチの効果をより高めるためには、一緒に行うと良い5つのポイントがあります。
まずは栄養面。筋肉の収縮作用を助けてくれるマグネシウムやカルシウムを多く含む食品を摂るのがおすすめです。
具体的には、マグネシウムは野菜類、魚介類、豆類や海藻類などに、カルシウムは乳製品、魚介類、豆類、野菜や海藻類などに多く含まれています。

さらに、クエン酸も血流を促進し、筋肉の疲労物質の排出を促してくれる効果が期待できます。お酢や梅干し、レモンなど柑橘系などに含まれています。

効果を高めるポイント②しっかり水分補給する

人の身体のほとんどは水分でできています。筋肉の水分量も約75%、骨の成分も約10%が水です。水分が足りないと筋肉は硬く、多ければ柔らかくなります。

また、水分が少ないと血液はドロドロになって血流が悪くなってしまいます。すると筋肉に疲労物質が溜まり、どんどん硬くなってしまうのです。
そのため、ストレッチをする際には、しっかりと水分補給もしておきましょう。

効果を高めるポイント③身体を温める

身体が冷えている状態では、筋肉も硬くなっています。その状態でストレッチをやっても、なかなかうまく伸びてくれません。軽い運動後や、お風呂に入って身体を温めてからストレッチを行えば、筋肉はさらに伸びやすくなります。

効果を高めるポイント④静と動を繰り返す

ストレッチには、反動をつけずに行う「静的ストレッチ」と、動かしながら伸ばしていく「動的ストレッチ」があります。筋肉をゆっくりと伸ばしていくだけでなく、動かしながら筋肉を収縮させる。この「静的」「動的」の両方のストレッチを取り入れると、筋肉が温まってより効果が期待できます。

効果をより高めること⑤深呼吸をする

ストレッチをする際には、深呼吸を取り入れましょう。私たちの身体は、息を吸うときには交感神経が、吐くと副交感神経が優位になります。
副交感神経が優位だと、筋肉の緊張がやわらぎ緩んでいくので、ストレッチをより一層深く行うことができます。
さらに自律神経のバランスが整い、ストレス軽減にもつながります。

まとめ

私たちの身体は、日常生活を過ごしているだけでも思った以上に筋肉が硬くなっています。ストレッチで身体を柔らかくして、心も身体も健やかな毎日を目指していきましょう。

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文責:島田 みゆ(しまだ みゆ)

文責:島田 みゆ(しまだ みゆ)

社会人教育関連の会社で約10年、ビジネススキル系講座の企画編集開発を担当。企業が抱える課題や家族の病気と向き合うなかで、心と身体の健康の重要性を強く感じ、プライベートではヨガ講師に。現在はフリーのライター・編集者として、食や健康、ヨガ、旅に関するテーマの取材&インタビュー、執筆を中心に活動している。

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